エバートン、FFP違反で厳罰に直面か…最大で勝ち点12剥奪も

スポーツ面で低迷続くエバートン。FFP違反で勝ち点剥奪の厳しい処分に直面。[写真:Getty Images]

エバートンに厳罰の恐れだ。

イギリス『テレグラフ』によると、プレミアリーグはファイナンシャルフェアプレー(FFP)違反より、最大で勝ち点12の剥奪という極めて厳しい処分を勧告しているという。

プレミアリーグが過去3年間の損出額として1億500万ポンド(約190億9000万円)しか認めていないなか、エバートンは3億7200万ポンド(約676億1000万円)を計上したようだ。

現在は第三者委員会によって調査が進められているとのことで、この財務規則違反が確定すれば、スポーツ面にも致命打になるのが必至だ。

昨季のプレミアリーグも何とか残留に漕ぎつけたエバートンは今季も苦しみ、ここまで9試合で勝ち点7の16位。勝ち点12が剥奪となれば、-5となる。

近年、低迷続くエバートンは今年3月にFFP違反の疑いが浮上。今年9月にオーナーのファルハド・モシリ氏がクラブを投資会社『777パートナーズ』に売却すると発表している。

処分は今年の終わりに下されるというが、果たして。

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