74年ぶり刷新 神奈中が新カラーデザインのバス導入へ 23年度は36台導入予定

神奈川中央交通が来年2月以降に導入する新カラーデザインのバス(同社提供)

 神奈川中央交通(平塚市)は27日、本年度下期から新しいカラーデザインの乗り合いバス車両を導入すると発表した。2024年2月以降に予定している車両代替に合わせ、全エリアで順次運行を開始。本年度は36台の導入を予定している。

 現在のカラーデザインのベースとなる配色は1949年ごろに採用、74年ぶりの刷新という。赤、橙(だいだい)、黄の3色のベースカラーは従来通りとし、色味を変更。同社事業エリアの多くの人々や多様な町並みと融合し調和する様子を、3色の縦ラインとグラデーションで表現した。

 同社は「神奈中の伝統を引き継ぎつつ、これからも地域の顔となることを目指したい」と話している。

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