Dバックス勝利で1勝1敗に モレノ先制アーチ、先発ケリー好投

ワールドシリーズ第2戦【ダイヤモンドバックス9-1レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

勝利の方程式が崩れて初戦を落としたダイヤモンドバックスだったが、第2戦は先発メリル・ケリーの好投に打線が応え、終盤に追加点を奪って9対1で快勝。敵地での2試合を1勝1敗で乗り切り、本拠地チェイス・フィールドへ戻ることになった。ダイヤモンドバックス先発のケリーは7回89球を投げて被安打3、奪三振9、与四球0、失点1という素晴らしいピッチングで勝利投手に。レンジャーズ先発のジョーダン・モンゴメリーは7回途中9安打4失点で敗戦投手となった。

両先発投手の好投で3回まで両軍無得点となった一戦。先手を取ったのはダイヤモンドバックスだった。4回表一死からガブリエル・モレノがソロ本塁打を放ち、1点を先制。二死後、トミー・ファムが二塁打を放ってチャンスメイクし、ルルデス・グリエルJr.のタイムリーでリードを2点に広げた。

ダイヤモンドバックス先発のケリーは5回裏先頭のミッチ・ガーバーにソロ本塁打を浴びたものの、抜群の制球力を武器に安定したピッチングを披露。6回表二死1・2塁のチャンスをファムの牽制死で無駄にする場面もあったが、6回裏をケリーが三者三振に仕留めたことで、レンジャーズに流れを渡さなかった。

逆にケリーの好投が流れを引き寄せる形となり、ダイヤモンドバックスは7回表にエバン・ロンゴリアとコービン・キャロルのタイムリーで2点を追加。8回表にはこの試合チーム3つ目の送りバントを絡めてチャンスを作り、ケテル・マルテとキャロルの連続タイムリーで7対1とリードを広げた。9回表二死2・3塁の場面では途中出場のエマニュエル・リベラが2点タイムリー。終盤3イニングで大量7点を奪い、9対1で快勝した。

なお、マルテは8回表のタイムリーでプレーオフの連続試合安打を18に伸ばし、メジャー新記録を樹立。一方、レンジャーズのアドリス・ガルシアは3打数0安打1四球に終わり、連続試合本塁打が5、連続試合打点が7、連続試合マルチ打点が4でストップした。

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