【盛岡・プリンセスC】コモリリーガルが重賞を連勝…村上忍「今後も楽しみな馬」

10月29日、盛岡競馬場で行われた12R・プリンセスカップ(M1・2歳・牝・ダ1400m)は、村上忍騎乗の1番人気、コモリリーガル(牝2・北海道・米川昇)が快勝した。2馬身差の2着にサウスヴィル(牝2・北海道・柳澤好美)、3着にプレストマーヴェル(牝2・北海道・田中淳司)が入った。勝ちタイムは1:27.4(良)。

2番人気で山本聡哉騎乗、セイバイラック(牝2・岩手・佐々木由則)は、4着敗退。

1着 コモリリーガル
村上忍騎手
「レースについては特に指示は無かったんですけども、これまでの競馬を見てある程度のイメージは作っていたつもりでした。今回は14頭の大外枠でしたし、内枠に行きたい馬も何頭かいるようでしたから、周りの出方を見ながら…と思って選んだ位置が4番手のあたり。調教師が一点だけ言われていたのが左回りが初めてだからという事でしたが、それも概ね良好。前にも後ろにも有力馬がいるのでタイミングだけ間違えないように。イメージ通りのレースができて、心配なく勝ち切れたと思います。前走の園田、今回の盛岡と良い形で重賞を連勝しました。まだポテンシャルを秘めているでしょうし、今後も楽しみな馬だと思います。自分も、今後有力馬が控えているので、良い結果を出せるようにがんばります」

米川師「目標は暮れの大井重賞」

プリンセスカップ 口取り (C)岩手県競馬組合

米川昇調教師
「今日はちょっとテンションが上がっていたのと、体重もちょっと減っていたので心配はしていました。左回りも初めてでしたが、それは門別で調教をしてきましたし、盛岡はワンターンですから大丈夫だろうと。レースでも問題なく走ってくれました。未勝利勝ちからこれくらい成長する馬もなかなか無いのかなと思います。何がきっかけだったのか自分でもまだ掴みきれない。走る度に、毎回のレースの度に力を付けている馬だと自分でも感心しています。この先の大きな目標は暮れの大井の重賞ですが、それまで間隔があるので、この間にどこか遠征する事ができればとオーナーさんと相談しています」

コモリリーガル 7戦4勝
(牝2・北海道・米川昇)
父:バトルプラン
母:ガルノーヴァ
母父:スタチューオブリバティ
馬主:子守貴久
生産者:桑原牧場桑原康裕

【全着順】
1着 コモリリーガル
2着 サウスヴィル
3着 プレストマーヴェル
4着 セイバイラック
5着 カリフィア
6着 サンスズラン
7着 ビッグサララルーフ
8着 クルトゥルン
9着 ロイエ
10着 コンバットスプーン
11着 バイラリンデプラヤ
12着 リトルカリッジ
13着 オトメノネガイ
14着 ユウユウププリエ

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