「これ以上嬉しいことはない…」、約8カ月ぶり戦線復帰のベンタンクールが喜び嚙みしめる

C・パレス戦で約8カ月ぶりの復帰果たしたベンタンクール[写真:Getty Images]

約8カ月ぶりの戦線復帰となったトッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが復帰の喜びを噛みしめた。
【動画】チームメイトが復帰を祝福

ベンタンクールは、今年2月11日に行われた2022-23シーズンのプレミアリーグ第23節のレスター・シティ戦で左ヒザの前十字じん帯(ACL)断裂の重傷を負った。その後、すぐさま手術を受けて以降は長期に渡るリハビリに励んでいた。

そして、27日に行われた2023-24シーズンのプレミアリーグ第10節、クリスタル・パレス戦では2-0のリードで迎えた後半終盤にMFデヤン・クルゼフスキとの交代で、約8カ月ぶりの実戦復帰を果たした。

2-1で勝利した試合後にはアウェイまで駆けつけたサポーターから盛大な拍手や声援を浴びると共に、キャプテンの韓国代表FWソン・フンミンらチームメイトから祝福を受けていた。

同試合後、ウルグアイ代表MFは自身の公式インスタグラムを通じて復帰の喜びを噛みしめた。

「リカバリープロセスはとても長く困難だったけど、素晴らしい家族、友人、クラブ、ファンのサポートのおかげで、ようやく復帰できてこれ以上嬉しいことはないよ」

「昨日は僕にとって特別な日となった。今はただフットボールを楽しみ、ベストを尽くし、毎日そばにいてシーズン前半で素晴らしい仕事をしてくれているチームメイトを助けたいと思っている。みなさん、ありがとうございました」

さらに、別の投稿ではこれまでのリハビリ期間を通じて、多くの励ましのメッセージを届けてくれたスパーズファンへの感謝の思いを伝えた。

「やあ、スパーズファンのみんな、お元気ですか?」

「今日は長い間離れていたのに応援してくれてありがとう。久しぶりに戻ってきてとても嬉しいよ」

「僕らは正しい道を進んでいる。これからも全力を尽くしたいと思っていいる。みんなに大きなハグを、そして感謝を伝えたい」

開幕から10戦無敗で首位に立つトッテナムだが、来年1月には中盤センターで主力を担うセネガル代表MFパプ・サール、マリ代表MFイヴ・ビスマがアフリカ・ネーションズリーグ参戦で約1カ月の戦線離脱となる。そのため、加入以降、中盤の主軸を担ってきたベンタンクールに懸かる期待は大きい。

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