埼玉県三郷市と茨城県つくば市を結ぶ都市軸道路のうち、千葉県柏市と茨城県守谷市をつなぐ橋の部分の早期事業化を求めて、沿線の市長らで作る団体が１０月３０日、千葉県に要望書を提出しました。
千葉・茨城都市軸道路整備促進期成同盟会の一行が３０日、県庁を訪れ、同盟会の会長を務める柏市の太田和美市長から穴沢幸男副知事に要望書が手渡されました。
都市軸道路は、埼玉県三郷市から流山市、柏市などを経由し、茨城県つくば市までを結ぶ約３０キロの広域幹線道路です。
現在、開通に向け、工事が進んでいますが、県境の利根川を渡る、柏市と茨城県守谷市をつなぐ約３キロの橋の部分のみ事業化しておらず、要望書では、この区間の早期事業化や整備を着実に進めるための十分な予算の確保などを求めています。
太田会長は、「都市軸道路は、災害時や産業の観点からも大きな役割を果たす。是非私たちの要望に向き合ってほしい」と述べました。
これに対し、穴澤副知事は、「県としても茨城県などと連携図り、積極的に取り組んでいきたい」と述べました。
