第3戦先発のシャーザー 異なる3チームでWS先発は史上8人目

日本時間10月31日にダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドで行われるワールドシリーズ第3戦。ダイヤモンドバックスの新人右腕ブランドン・ファートに対し、レンジャーズはオールスター・ゲーム選出8度、サイ・ヤング賞3度の実績を誇る39歳の大ベテラン、マックス・シャーザーが先発する。シャーザーはタイガース時代とナショナルズ時代にもワールドシリーズでの先発登板を経験しており、異なる3チームでワールドシリーズに先発するのは史上8人目の快挙となった。

「ESPN」によると、異なる3チームでワールドシリーズに先発した投手は、ロジャー・クレメンス、ジョン・ラッキー、ジャック・モリス、チャーリー・モートン、バレット・ジョー・ブッシュ、カート・シリング、ダニー・ジャクソンに続いてシャーザーが8人目。シャーザーは2006年ドラフト1巡目(全体11位)でダイヤモンドバックスに指名されてプロ入りしており、古巣を相手に頂上決戦のマウンドに立つことになった。

シャーザーは「ワールドシリーズの舞台でプレーすることは、子供のころに夢見たことなんだ。子供のころはワールドシリーズで打ちたい、投げたいと思っていた。憧れの選手たちがワールドシリーズの舞台で活躍するのを見てきたからね」とコメント。「3度もワールドシリーズでプレーできるなんて思っていなかったけれど、また夢を実現するチャンスがやってきたんだ」と第3戦の先発登板に向けた思いを口にした。

戦列復帰したリーグ優勝決定シリーズでは、2度の先発登板で0勝1敗、防御率9.45と思うようなピッチングができなかったが、「100%の力でファストボールを投げることができるよ」と自身の状態には手応えを感じている様子。古巣ダイヤモンドバックスについては「彼らはいいチームだ。だから、狙ったところにしっかり投げないといけない。彼らのことをリスペクトしているし、彼らは素晴らしい野球をしている。この時期の戦いはそういうものだ。ワールドシリーズの舞台に相応しいピッチングをしないといけないね」と語った。

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