日光明峰高校の選手が日光アイスバックスのチーム練習に参加

 アイスホッケーの名門、日光明峰高校の選手が地元のプロチームH.C.栃木日光アイスバックスのチーム練習に参加しています。高校の存続へ向けチームが取り組む支援事業の一環で、地域と一体となって魅力ある学校づくりを目指します。

 この事業は日光市とアイスバックスが連携して日光明峰高校の魅力を高めようというもので、指定強化を受けた生徒たちがアジアリーグの開催中にプロの練習に参加します。

 今年(2023年)強化指定を受けた生徒は3人で、30日はそのうちキャプテンでフォワードのクラーク証音選手が練習に参加しました。

 日光明峰高校はアイスホッケーの強豪校として知られ、岡山県出身のクラーク選手など部員の約半数が県外から集まっています。しかし、学校全体としては入学者数の減少が続き、県教育委員会の第三期県立高校再編計画で2027年度までに、今市と今市工業との段階的な統合が検討されています。

 去年(2022年)に続き、強化指定を受けたクラーク選手はアイスバックスのエース寺尾選手などの指導を受けながら練習に取り組んでいました。

 アイスバックスでは、今後も日光明峰高校の選手の練習への参加や練習試合などでアイスホッケーの振興を図っていきます。

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