レンジャーズ・シャーザーが早期降板 2回裏の打球直撃が影響か

日本時間10月31日、ダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドでワールドシリーズ第3戦が行われており、レンジャーズ先発のマックス・シャーザーは3回まで2安打無失点とまずまずのピッチング。しかし、4回裏開始前のウォーミングアップ中にマウンドを降りることになった。球団はシャーザーの交代理由について「背中の張り」と発表。2回裏にアレック・トーマスの打球を背中に受けており、それが影響したとみられる。

プロ入り時の古巣を相手にワールドシリーズ第3戦のマウンドに上がったシャーザー。初回はコービン・キャロルをショートゴロに打ち取ったあと、ケテル・マルテを四球で出塁させたが、ガブリエル・モレノをサードゴロ併殺打に仕留め、打者3人で抑える上々の立ち上がりとなった。

2回裏は先頭のクリスチャン・ウォーカーに二塁打を許してピンチを背負い、続くトミー・ファムにもヒットを浴びたが、右翼アドリス・ガルシアの好返球でウォーカーの生還を阻止。ルルデス・グリエルJr.をセカンドフライに仕留めて二死となり、トーマスの打球を背中に受けたが、これを三塁ジョシュ・ヤングが落ち着いて処理し、サードゴロで3アウトとなった。

レンジャーズがマーカス・セミエンのタイムリーとコリー・シーガーの2ランで3点を先制したあと、シャーザーは3回裏もマウンドに上がり、エバン・ロンゴリアを空振り三振、ヘラルド・ペルドモをライトフライに仕留めて2アウト。キャロルに四球を与え、暴投で2塁に進めてしまったが、打撃好調のマルテをレフトフライに打ち取り、この回も無失点で切り抜けた。

ところが、4回裏に向けてウォーミングアップを開始したところでシャーザーは降板。球団は交代の理由を「背中の張り」と発表した。レンジャーズは2番手としてジョン・グレイを投入。グレイが2イニング連続で三者凡退に抑え、5回終了時点で3対0とリードを保っている。

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