2023年夏、千葉県内で発生したゲリラ雷雨は1029回で、2022年の1.1倍に増えたことが、民間の気象会社の調査で分かりました。
民間の気象会社「ウェザーニューズ」はこの程、スマートフォンアプリの利用者からの情報や気象データをもとに、2023年7月から9月の「ゲリラ雷雨」の発生回数を調査しました。
それによりますと、この夏、全国で発生したゲリラ雷雨は9万3000回余りで、2022年の約1.2倍でした。
記録的な猛暑と残暑、それに湿った空気の影響で発生回数が増えたとみられます。
このうち、千葉県内の発生回数は1029回で、2022年の1.1倍、過去5年平均と比べ1.4倍に増えました。
9月20日には、ゲリラ雷雨により、柏市や我孫子市で住宅などの浸水被害がありました。
ウェザーニューズは、「ゲリラ雷雨は増加傾向にあり、被害も出ているので、注意喚起がより一層必要になっている」と話しています。