【公式発表】ヴィニシウス、レアル・マドリードと2027年までの契約延長に合意

写真:かねてから本人が望んでいた契約延長にサインしたヴィニシウス ©Getty Images

ブラジル代表ヴィニシウス・ジュニオールはレアル・マドリードと2027年6月30日までの契約延長に合意した。レアル・マドリード公式サイトが伝えている。

契約延長前の契約が2024年6月までと、1年をきっていたヴィニシウスはここにきて3年間の契約延長に合意し、クラブとの契約解除金は10億ユーロ(約1580億円)と伝えられている。

2018年にフラメンゴから加入したヴィニシウスだが、その道のりは決して簡単なものではなかった。加入当初は決定力不足や球離れの悪さを指摘されることが多々あり、2020-21シーズンにはベンゼマとの不仲が噂され、ピッチで孤立する場面も見られた。

しかし、カルロ・アンチェロッティ監督が就任した2021ー22シーズンに転機が訪れる。課題であった決定力不足は大きく改善され、公式戦22ゴール20アシストを記録した。

結果で自身の価値を証明したヴィニシウスは今シーズンからクラブ伝統の背番号7を背負い、10月30日にパリで行われた年間最優秀選手賞授賞式では堂々の6位にノミネートし、名実ともに世界最高峰の選手になった。

© 株式会社SPOTV JAPAN