10月30日にパリで行われたバロンドール授賞式、ノミネート選手が数多く出席した授賞式には今月に現役引退を発表したエデン・アザールの姿もあり、授賞式参加理由や今後の生活について語っている。スペイン『Marca』電子版が伝えている。
「僕がこの場(バロンドール授賞式)にいるのは息子たちに頼まれたからだよ。よし、それならパリに行ってグレートな夜を過ごそうと伝えたよ」
授賞式参加はサッカーをプレーする子どもからの願いであることを明かしたアザールは、続いて引退後の生活について語った。
「今は好きなことを自由にできるから、奥さんや息子たちと楽しんでいるよ。これからもサッカーを見続けるかって?もちろんだ。息子たちもサッカーをやっているし、彼らと一緒に試合も観ているよ。今のところサッカーが恋しくはないけど、もしかしたら数ヶ月後に現役復帰しているかもね」
引退後は家族と共に素晴らしい生活を送っていることを明かし、現役復帰についてはハニカミながらこたえ、完全にはその可能性を否定しなかった。そして、現役時代についてもコメントした。
「まだ32歳だけど、早くにキャリアをスタートさせたからね。14歳で親元を離れ、望んだすべてのことをやり切る事ができた。引退についてはベストなタイミングだったと考えている。これ以上自分の体がスピードに対応できなかった。怪我を抱えていたこともあって、引退を決断したし、その決断ができたことを嬉しく思ってる」