壬生PAに「スマートインターチェンジ」が整備 国土交通相から壬生町に連結許可証が伝達

 北関東自動車道の壬生パーキングエリアに「スマートインターチェンジ」が整備されることになり、31日に国土交通相から壬生町に連結許可証が伝達されました。壬生町は早期開通を目指し、今後、用地の買収などに取り組みます。

 壬生パーキングエリアに整備されるスマートインターチェンジは、ETC専用の出入り口で、9月8日に国から整備が許可され、事業化が認められました。国土交通省宇都宮国道事務所によりますと、北関東自動車道のスマートインターチェンジは、現在着工中などを含めて栃木県内で4カ所目ということです。

 31日は、北関東自動車道と町道を接続するための連結許可証が、宇都宮国道事務所の吉田幸男所長から壬生町の小菅一弥町長に手渡されました。

 これを受けて壬生町は、今年度(2023年度)中にネクスコ東日本と事業実施に向けての協定を結んだ後、現地の測量などを行い、来年度(2024年度)は道路の設計や用地買収、地元説明会などを行い早期の着工を目指します。

 壬生パーキングエリアは、北関東自動車道の壬生インターチェンジと都賀インターチェンジの間にあり、ハイウェイオアシス「みぶハイウェーパーク」や「とちぎわんぱく公園」「壬生町総合公園」などがある、「道の駅みぶ」が隣接しています。スマートインターチェンジを整備することで、地域の活性化や災害時の救援活動の迅速化などが期待されます。

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