長期離脱終えたトッテナムMFベンタンクールがウルグアイ代表復帰に意欲 「もし呼んでくれるならベストを尽くす」「問題ないことを証明しなければならない」

アルゼンチン代表戦の出場を目指すベンタンクール[写真:Getty Images]

トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが長期離脱からの復帰について語った。『ESPN』が伝えた。

今年2月、2022-23シーズンのプレミアリーグ第23節レスター・シティ戦で左ヒザの前十字じん帯(ACL)断裂の重傷を負い、手術からの復帰を目指していたベンタンクール。10月27日に行われた2023-24シーズンの第10節クリスタル・パレス戦で後半の終盤から途中出場し、約8カ月ぶりの実戦復帰を果たした。

ベンタンクールは『100% Deporte』でこのケガについて詳細を語り、手術後はそれほど苦しまなかったことを明かしている。

「長いケガだったけど、ネガティブなことをポジティブに変えようと努力した。長い間待たされたけど、戻ってこられてこれまで以上に幸せだ」

「断裂自体には苦しんでいなかった。ヒザから水を3回抜き取っただけだし、伸ばしたり曲げたりして苦しむこともなかった。ヒザはあらゆる刺激によく反応したし、家族との時間を楽しむことができたから、最初の5、6 カ月はあっという間に過ぎたよ」

また、ウルグアイ代表への復帰についても言及。16日に行われる北中米ワールドカップ(W杯)南米予選のアルゼンチン代表戦に出たいという願望を述べた。

「僕はもうすでにプレーできる。もしマルセロ・ビエルサのコーチングスタッフが僕を呼んでくれるなら、ベストを尽くす。そうでないなら落ち着いて次の試合を待つよ」

「(アルゼンチン戦出場が)実現することを願っている。ユニークなスタジアムであるラ・ボンボネーラでまたプレーできたら最高だ」

「もし自分次第なら、トッテナムでプレーも練習もせずに9月に(代表に)行くつもりだった。欲望や願望はいつだってそこにある。アルゼンチン戦で100分プレーすることになっても問題はない。決断は彼ら(コーチングスタッフ)次第だ。トッテナムでプレーすることになるなら、問題ないことを証明しなければならない」

「ここ2、3カ月は最悪だったけど、それも終わったことだ。今はリズムを取り戻し、できるだけ多くの出場時間を得て、徐々に元のレベルに戻ろうと思っている。トッテナムではプレミアリーグで首位にいることを楽しんでいるよ」

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