喫茶店「杏理鈴」自家栽培レモングラス 吉原店長ハーブ好きに無償提供 上越市子安新田 

レモングラスを手入れする吉原さん

上越市子安新田の喫茶店「杏理鈴(アリス)」の吉原博美店長(73)は、ハーブティーに使うレモングラスを自家栽培している。今年はたくさんの株が実ったため、ハーブが好きな人に楽しんでもらいたいと無償提供を呼びかけている。

レモングラスはハーブの一種で、お茶やエスニック料理に使われる。草丈が150センチほどあり、一見してススキのようだが、葉を切るとレモンのような香りがはじける。

吉原さんは10年ほど前から店舗裏の畑で自家栽培し、ハーブティーで提供。今年は多くの株を植えたところ、例年以上の豊作に。ならばハーブ好きな人たちに分けてあげようと、無償提供を決めた。

なるべく多くの人に行き渡るよう、1人当たり7~8本と換算し、約30人分に提供できると見積もる。吉原さんは「喜んでもらえれば作ったかいがある。秋のひととき、お茶を飲んで楽しんでほしい」と話している。

火曜定休。午前11時30分~午後1時30分のランチタイムを避け、はさみなどを持参。問い合わせは同店(電090・7720・3966)へ。

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