メッツの新監督候補にヤンキースのメンドーサ・ベンチコーチが浮上

地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者によると、バック・ショウォルターを解任したメッツの新監督候補として、ヤンキースのカルロス・メンドーサ・ベンチコーチの名前が浮上しているようだ。シャーマン記者はメンドーサがすでにメッツの面接を受けていることを伝えている。また、2007年に北海道日本ハムファイターズでのプレー経験があり、2016~19年にはパドレスの監督を務めたアンディ・グリーンも面接を受けているという。

「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、メンドーサとグリーンはテリー・フランコーナが勇退したガーディアンズの新監督候補にもリストアップされている模様。現在43歳のメンドーサはここ数年、多くのチームで新監督候補に挙げられている「将来の監督候補生」であり、直近では昨年のオフにホワイトソックスの面接を受けていた。一方、現在46歳のグリーンはパドレスの監督を務めた4年間で274勝366敗を記録し、2020年からはカブスのデービッド・ロス監督のもとでベンチコーチを担当している。

メッツは今オフ、ブリュワーズからデービッド・スターンズが加入して球団史上初の編成本部長に就任。スターンズとのつながりの強さから、ブリュワーズとの3年契約が満了したクレイグ・カウンセルを新監督の最有力候補に挙げる声が多く、実際にカウンセルはすでにメッツの面接を受けている。「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者によると、カウンセルはガーディアンズの面接も受けており、ブリュワーズ残留の可能性も含め、様々な選択肢を熟考中だという。

今季、メジャー史上初となる年俸総額3億ドル超えのスター軍団を形成したにもかかわらず、75勝87敗の地区4位と低迷し、夏場には主力選手の多くをトレードで放出せざるを得なかったメッツ。巻き返しを図る来季以降のチームの舵取りを誰に任せることになるのだろうか。

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