宇都宮工業高校創立100周年 OBの福田知事など約1200人が参加し記念式典開かれる

 宇都宮工業高校が今年(2023年)、創立100周年を迎えたのを記念して、1日に宇都宮市内で式典が開かれました。

 宇都宮工業高校は今年創立100周年を迎え、栃木県内で100周年を迎えた高校としては25校目になります。

 記念の式典には、在校生と同窓会のOB・OGなど約1200人が出席し、高校のOBでもある福田富一知事も祝辞を述べました。

 宇都宮工業高校は土木、建築、木工の3つの学科を設置して、1923年・大正12年に宇都宮市京町に創立しました。2011年に「科学技術高校」の工業高校として、雀宮町に移転して新たに開校しました。現在は機械科や電気科など7つの学科が設置され、県内産業の将来を担う技術者の育成に向けた教育が行われています。

 これまでに3万6千人を超える卒業生を輩出し、産業界はもとより世界的な評価を集めるジャズ・サックス奏者の渡辺貞夫さんや、元サッカー日本代表で日本サッカー後援会・理事長の松本育夫さんなどさまざまな分野で活躍しています。

 歴代の卒業生や来賓が見守る中、在校生の代表が力強く挨拶しました。

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