カラバオ杯先発のリヴァプール遠藤、現地で評価高まる「中盤の底でますます順応」「3~4週間前より……」

写真:リヴァプールで信頼をつかみ取り始めている遠藤

現地時間11月1日に行われたカラバオカップ4回戦のAFCボーンマス戦で、リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航が先発出場し、61分までプレーした。

遠藤は、中盤アンカーの位置で先発。試合は豪雨の中で行われ、ピッチコンディションも劣悪だったが、遠藤は大崩れすることなく自らの役割をまっとうした。チームは、オランダ代表FWコーディ・ガクポとウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスのゴールによって2-1で競り勝っている。

試合後、各メディアは遠藤が戦術的に良い働きをしていた点を評価した。リヴァプールの地元メディア『THIS IS ANFIELD』は「6点」を付け「落ち着いてボールを扱い、十分な準備を整えていた」と分析。「ビンデージのような気品あるパフォーマンスとまではいかなかったものの、多くの選手が悲惨なピッチコンディションでも技術的側面の堅実さを示し、戦術的にも良い仕事をした。エンドウはその好例だ」と取り上げている。

また、『THIS IS ANFIELD』は「中盤の底でますます順応している。3~4週間前の試合よりも大幅にステップアップしているように見える。素早いボール奪取を見せ、ときには鋭いパスを繰り出していた」と、遠藤が着実にチームに馴染んでいる点を評価。ボーンマスを相手に押し込む展開が続いたなか、守備のリスク管理をしっかりとこなした背番号『3』は、現地で評価を高めている。

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