「応援への敬意を示せ」まさかの敗退となったバイエルン…ミュラーはチームメイトの振る舞いに苦言

同僚へ苦言を呈したFWトーマス・ミュラー[写真:Getty Images]

バイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、同僚たちに苦言を呈した。

1日、DFBポカール2回戦で3.リーガ(ドイツ3部)に所属するザールブリュッケンと対戦したバイエルン。勝利は間違いないかに思われたが、守備陣の乱れもあり同点のまま後半アディショナルタイムへ突入すると、まさかの失点を許し1-2で敗れた。

この大失態に選手たちもショックを受けたのか、多くの選手がロッカールームへ直行し、アウェイまで駆け付けたサポーターのところへ向かったのは数人のみに。ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、その選手はミュラー、DFブナ・サール、MFジョシュア・キミッヒ、FWレロイ・サネ、FWマティス・テルらだったとのことだ。

これについてミュラーは『スカイ・スポーツ』で不満を露わにしており、どんなときでもファンへの敬意は示すべきだと主張。今後はチームとして違った対応をとることを約束している。

「ファンにとって大切なのは結果や試合だけではない。フットボールであれば、どんなときも負ける場合はあるだろう。僕はファンの不満について同意せざるを得ない。自分がまったく受け入れられないのは、3、4人の選手しか試合終了時に応援への敬意を示さなかったことだ」

「選手たちは、ファンが平日アウェイでの試合にくるため、どれだけ長い道のりを歩いてきたかわかっていない。(試合後の挨拶は)せめてもの恩返しになるんだ。ドレッシングルームでは、そういう話もしたよ。今後は違った顔を見せていきたい。もちろん、今日のような試合を繰り返すわけにはいかないけどね」

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