夜景を観光資源に 足利でサミット

 日本の夜景を観光資源として活用するためのサミットが11月2日、足利市で開かれました。

 日本の夜景観光を官民一体となって推進しようと開かれた「夜景サミット」です。足利市での開催は2017年以来2回目で全国の自治体や民間企業が集まり成功事例の発表や表彰などを行いました。

 日本の夜景を後世に残すための取り組み「日本夜景遺産」には今年度新たに13カ所が認定され栃木県からは「県庁15階展望ロビー」「足利学校のライトアップ」「若竹の杜若山農場」の3カ所が選ばれました。また、栃木県には夜や光に関するイベントが多いことから、新たな夜景ブランドとして「栃木七灯」が誕生したことも発表され、真岡の灯ろう流しなど県内7つのイベントが認定されました。関東の夜景を盛り上げる「関東三大夜灯」には県内から湯西川温泉かまくら祭と足利灯り物語が選ばれました。

 さらにこれまでのイルミネーションアワードを進化させ、世界へ向けて発信しようと新たに設けられたインターナショナルイルミネーションアワードでは、イルミネーションイベント部門優秀ストーリー賞であしかがフラワーパークの「光の花の庭」が第1位に輝きました。

 このあと出席者たちはあしかがフラワーパークに移動し、日本三大イルミネーションに認定されている光の世界を視察しました。

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