ハンバーガーを巡り指揮官と衝突のエンドンベレ、1月のトッテナム復帰は実現せず

写真:昨季はナポリに、今季はガラタサライにレンタルされているエンドンベレ

トッテナムからトルコのガラタサライに1年間の期限付き移籍をしているフランス代表MFタンギ・エンドンベレ。周囲が納得できるだけのパフォーマンスを発揮できず、指揮官とも対立しているようだが、レンタル期間の短縮はできないという。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

エンドンベレは、一昨シーズン後半はリヨン、昨シーズンはナポリに期限付き移籍し、今シーズンはアンジェ・ポステコグルー監督の構想に入らずトルコに新天地を求めた。ガラタサライではここまで公式戦7試合に出場しているが、ファンからの信頼は得られていない模様。さらにはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節でバイエルンに1-3と敗れた後、ホテルのルームサービスでハンバーガーを注文したことが発覚してオカン・ブルク監督の逆鱗に触れ、深夜に激しい口論になったという。

というのも、エンドンベレは体重がベストの状態から6kgもオーバーしており、それが低調なパフォーマンスに直結しているとクラブ側が考えているからだ。

“ハンバーガー事件”をきっかけにして、クラブ側はエンドンベレに体重を75kgまで落とすことを厳命しており、これが達成されない限りは試合で起用することはないという。クラブ側はフィットネス向上に向けた特別な食事計画を用意しているが、エンドンベレはいまだにこれを実行できていない。彼は内転筋の負傷にも苦しんでおり、これがダイエット計画を妨げているようだ。

こうした経緯もあり、ガラタサライ側はエンドンベレとの関係を早めに解消したいと考えているようだが、それは不可能であるとされている。契約は中途解除ができない内容になっているようで、ガラタサライ側がいくら望んでも、エンドンベレは今シーズン終了までは同クラブに所属することになるという。

なお、エンドンベレ自身はガラタサライでの生活に快適さを感じており、今後はクラブのプランに則ってダイエットに挑む予定だという。

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