日光東照宮で秋の日本宝樹展 世界遺産に盆栽の名品並ぶ

秋の紅葉シーズンを迎えた世界遺産の日光東照宮では盆栽の名品が並ぶ秋の展示会が開かれています。

この秋の「日本宝樹展」は盆栽を愛した徳川家康にちなみ、2015年の東照宮400年式年大祭をきっかけに発足した日本宝樹会が、盆栽文化の普及や発展などに取り組むため日光東照宮で開いたものです。

秋の開催は今回が初めてで、東照宮で開かれるのは今年の春に続き2回目です。

今回は陽明門前や拝殿前など境内各所に、全国の愛好家らが手がけた五葉松や黒松のほか、秋らしく赤く色づき始めた山紅葉などさまざまな種類の見応えある名品およそ40点が飾られています。

三連休初日の3日、東照宮には国内をはじめ多くの外国人観光客が訪れ凛と張り詰める厳かな雰囲気の中たたずむ日本伝統の盆栽たちを真剣な表情で見つめながら一枚一枚写真に納めていました。

この秋の「日本宝樹展」は5日まで開かれています。

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