海老名市長選と市議選、5日告示、12日に投開票

海老名市役所

 任期満了に伴う海老名市長選は5日、告示される。これまでに立候補を表明しているのは、現職で6選を目指す内野優氏(68)=無所属=と、新人で経営コンサルタントの氏家秀太氏(56)=同、日本維新の会推薦=の2人=表明順。他に出馬の動きはなく、一騎打ちの戦いになる可能性が高まっている。12日に投開票される。

 内野氏は今回、デマンド乗合交通を活用した高齢者の外出支援や小児医療費助成の拡大、市役所周辺の魅力ある市街地形成などの政策を掲げている。

 一方の氏家氏は、駅周辺に偏らないまちづくりや4歳以下の子どもと高齢者双方のベーシックサービス向上、市長の多選禁止条例の制定などを掲げた。

 任期満了に伴う市議選も5日告示、12日投開票の同日程で行われる。定数22に対して、現職15、新人17、元職1の計33人が立候補する見通し。党派別では、自民1、立民2、維新2、公明3、共産2、参政1、諸派1、無所属21。

 9月1日現在の有権者数は11万5462人(男5万7854人、女5万7608人)。

© 株式会社神奈川新聞社