大河ドラマで話題 壬生町で「徳川家康」と「鳥居元忠」の企画展はじまる

 NHK大河ドラマ「どうする家康」に登場した壬生藩鳥居家の家祖・鳥居元忠と徳川家康の企画展が、4日から壬生町ではじまりました。

 壬生町の歴史民俗資料館では、企画展「家康と元忠・伏見に散った忠誠心」が始まり、鳥居元忠や徳川家康に関する資料31点が展示されています。

 元忠とその父・忠吉はのちに壬生藩鳥居家の家祖で元忠は、松平家3代にわたり忠臣として仕えた忠吉の思いを受け継ぎ、「家康一筋の忠義者」といわれました。

 関ヶ原の戦いの前哨戦である伏見城の戦いでは、わずか1800人の兵を率いて攻防を繰り広げ城は陥落しましたが、家康の天下統一に向けて大きな役割をまっとうしました。

 壬生町には、鳥居家の菩提所の常楽寺があるほか、家康に忠義を尽くし自ら命を絶った元忠を祭った「精忠神社」には、御神体の血染めの襯などが鎮座していて、今も壬生町民の聖地となっています。

 企画展は12月17日まで開かれています。

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