フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は10月30日、2023年のバロンドールを発表。インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが自身8度目の受賞を果たした。
スペイン紙『マルカ』は、バロンドールの投票結果の詳細を明らかにした。FIFAランキング男子上位100カ国の記者92名(1カ国1名)によって投票が行われたが、そのうち66名がメッシを1位に挙げた模様だ。
アルゼンチンの記者は、当然のごとくメッシを1位に推薦。サッカーの評価に厳しい目で取り組むブラジルの記者はメッシを1位に選ぶとともに、ブラジル人選手を一人も選ばなかった。
また、フランスの記者はメッシを3位にした模様。ただ、自国のスターであるフランス代表FWキリアン・エムバペの順位は2位で、1位にはノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを選んだ。なお、フランス代表は、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022の決勝でメッシ率いるアルゼンチン代表に敗れて優勝を逃している。
日本の記者もメッシではなく、ハーランドを1位に。ノルウェー代表はW杯に出場していなかったが、所属するマンチェスター・シティでの“ゴールハンター”ぶりが高く評価された。
バロンドールの上位10人と獲得ポイントは、以下のとおり。
1位:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)462ポイント
2位:アーリング・ハーランド(ノルウェー代表)357ポイント
3位:キリアン・エムバペ(フランス代表)270ポイント
4位:ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー代表)100ポイント
5位:ロドリ(スペイン代表)57ポイント
6位:ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表)49ポイント
7位:フリアン・アルバレス(アルゼンチン代表)28ポイント
8位:ヴィクター・オシムヘン(ナイジェリア代表)24ポイント
9位:ベルナルド・シウヴァ(ポルトガル代表)20ポイント
10位:ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)19ポイント