伊東の決勝弾でスタッド・ランスがナントとの上位対決を制す!【リーグ・アン】

[写真:Getty Images]

スタッド・ランスは5日、リーグ・アン第11節でナントと対戦し1-0で勝利した。スタッド・ランスのMF伊東純也は88分までプレーし75分に今季2点目を記録、FW中村敬斗は負傷欠場となった。

前節ロリアン戦でリーグ戦3試合ぶりの白星を飾った5位スタッド・ランス(勝ち点17)が、7位ナント(勝ち点14)のホームに乗り込んだ一戦。伊東はこの試合で[3-5-2]の2トップの一角で先発起用となった。

スタッド・ランスは開始23秒で決定機を迎える。相手バイタルエリア右でパスカットしたサラマの横パスを受けた伊東がボックス右深くまで切り込みシュート。しかし、これはGKサラマのセーブに防がれた。

主導権争いが続く中、スタッド・ランスは11分に連携ミスからピンチ。オクムの中途半端なバックパスにGKディウフが飛び出したが、これを味方のアグバドゥがカット。しかし、アグバドゥはボックス手前でサイモンにボールを奪われると、反転からシュートを許したが、これはゴール左に外れた。

その後は互いにアタッキングサードまでボール運ぶが、なかなか決定機まで至らない状況が続く。スタッド・ランスは44分に左CKからアブデルハミドが頭で合わせたが、これは枠を大きく外した。

迎えた後半も膠着状態が続く中、スタッド・ランスは75分に先手を取る。左クロスのこぼれ球をボックス左横で再び拾ったダラミーがボックス左深くまで侵攻すると、折り返しをゴール前の伊東が左足で流し込んだ。

先制したスタッド・ランスは、81分にピンチ。右クロスのクリアボールをペナルティアーク手前のチリベジャが左足ボレーシュートで狙ったが、これはGKディウフの好セーブで難を逃れた。

その後、88分に伊東を下げたスタッド・ランスは終盤にかけてナントの猛攻を受けたが、集中した守りでこれをシャットアウト。伊東のゴールを守り抜き、1-0で上位対決を制した。

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