コナテ、将来的なパリ・サンジェルマン移籍の可能性を否定せず?

写真:リヴァプールで主力DFのコナテ

リヴァプールに所属するフランス代表DFイブラヒマ・コナテが、将来的なパリ・サンジェルマン移籍の可能性を否定しなかった。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

コナテはパリの出身で、幼少期にはパリFCの下部組織に所属していた時期もある。その後、ソショーの下部組織からトップチームにデビューし、ライプツィヒを経て2021年夏にリヴァプールに移籍した。

プレミアリーグ第11節ルートン・タウン戦の終了後、フランスのテレビ局『カナル・プリュス』から「パリ・サンジェルマンのユニフォームを着る自身の姿を想像したことはあったか」と尋ねられた際、コナテは次のように答えた。

「『ノー』と言ったらウソになる。だが、もしあなたが『それはあなたの目標の一つか』と尋ねたとしたら、『そんなことは全くない』と答えるだろう」

「パリ・サンジェルマンは、お互いに理解し合い、フランス代表チームでも一緒にプレーするような選手を確実に獲得してきた。国民にとっても、パリのファンにとっても、それは幸せなことだ。パリ出身の選手、少なくともフランス出身の選手がチームにいるというのは、彼らが長年にわたって待ち望んできたことだからね」

コナテが言及したように、現在のパリ・サンジェルマンにはキリアン・エムバペやウスマン・デンベレ、リュカ・エルナンデスといったフランス代表の主力選手たちが所属している。また、コナテ自身はリヴァプールで主力を務め、フランス代表でも不可欠な存在となっている。

パリ出身でフランス代表にも定期的に名を連ね、現在24歳とまだまだ若いコナテは、パリ・サンジェルマンが求めるプレーヤー像にマッチするようにも見える。こうした状況もあって、コナテは将来、自身がパリ・サンジェルマンに移籍する可能性を明確には否定しなかったが、パリ・サンジェルマンへの移籍が彼にとって唯一の目標ではないようだ。

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