東南植物楽園が全国2位 イルミネーションアワードイベント部門 400万球輝く沖縄らしい物語性が評価

 美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園(沖縄市、宮里高明園長)が昨年実施したイルミネーションが6日までに、「インターナショナルイルミネーションアワード」(夜景観光コンベンション・ビューロー主催)のイルミネーションイベント部門優秀ストーリー賞で全国2位に輝いた。南国をテーマに、手作りで表現した沖縄らしい物語性が評価された。

 前年の秋冬以降に実施したイルミネーションイベントを対象に、全国6452人の夜景観光士による投票で選ばれた。同園は21、22年に全国3位を受賞。2位は過去最高となる。

 園のイルミネーションは手作りにこだわり、デザインや制作、設置まで園の職員が担っている。宮里園長は「大変うれしく思う。応援いただいた関係者やお客さまの支えがあったからこそ。心からの感謝をお伝えしたい」とコメントした。

 今年のイルミネーションは50万球増えて約400万球が輝く。来年5月26日まで開催されている。(中部報道部・屋宜菜々子)

© 株式会社沖縄タイムス社