勇壮な郷土芸能の祭典 さんさ・神楽・剣舞など、市民ら魅了 

笛や太鼓の音に合わせ、舞を披露する薮川神楽保存会メンバー

 もりおか郷土芸能フェスティバルは5日、盛岡市永井のキャラホールで開かれ、各地で伝承されている芸能が市民らに披露された。

 市無形民俗文化財保存連絡協議会(北田一彦会長)が主催。同市や県の無形民俗文化財に指定されている市内9団体、約170人が出演した。市民ら約420人が伝統さんさ踊りや神楽、剣舞などの勇壮な舞に魅了された。

 薮川神楽保存会(外川秀雄会長)は、200年以上にわたり受け継がれる演舞で会場を盛り上げた。テンポが速く、かねと太鼓に合わせて剣を持った踊り手が華麗に舞った。

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