「塩谷らしさ」を生かした"新庁舎"が完成し業務開始 塩谷町

 塩谷町が建設を進めていた新しい庁舎が完成し、6日から業務がスタートしました。地元産の木材をふんだんに使い「塩谷らしさ」を生かしたつくりになっています。

 新しい庁舎は、元の役場にほど近い旧玉生中学校の跡地に24億円あまりをかけて整備されました。内装はヒノキなど地元の木材が使われていて高さ14メートルの吹き抜け部分は「船」をイメージしています。

 6日は、午前8時から職員を集めて開庁式が行われ、見形和久町長や玉生小学校の6年生がテープカットで新しい庁舎の船出を祝いました。

 前の庁舎は建てられてから70年ほどが経過し、災害が発生した場合の迅速な対応などに課題があったそうですが、新庁舎には町長室と直結する形で「危機管理センター」が設けられました。

  また、町の人が訪れる窓口は1階に集約し、わかりやすく明るいつくりにしています。晴れた日は庁舎の向こうに高原山を望むことができる新庁舎。町では安全・安心な暮らしを支える庁舎にしたいとしています。

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