道路のダメージ軽減へ 大型車両の大規模な取り締まり【長野】

国土交通省や警察などが大規模な取り締まりです。大型車両の大きさや重さに違反がないかどうか、県内外の16カ所で実施しました。

最大の目的は、道路が受けるダメージを減らすことです。

■道路管理員
「車両の写真を撮らせていただいてもよろしいですか」

国土交通省や警察などが関東甲信エリアの16カ所で違反車両の取り締まりを実施しました。対象となるのは大型トレーラーや重機を載せた車両。高さや幅、重さなどを測ります。

こちらのトラックは、積載物が書かれた「許可証」を持っておらず、違反車両になりました。近年、道路や橋などの老朽化が課題となっています。国交省によりますと、2033年には国内にある橋の60%以上が建設してから50年以上になるということです。

■長野国道事務所管理一課・宮川隆巳 課長
「道路を適正に利用していただき、長寿命化を図っていく、これが重要」

重量超過車両を減らすことが、道路の長寿命化につながります。

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