益城町の「自衛隊の湯」終了

シャワーで代替へ

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自衛隊による入浴サービスに替え、益城町が設置した仮設のシャワールーム=28日、同町保健福祉センター

 熊本地震で自衛隊が展開した県内での入浴サービスが、27日までに終わった。最後まで残っていたのは益城町の2カ所で、今後はシャワー設備に切り替えると町が判断した。ただ、シャワーは不足しており、使い勝手に課題が残る。

 自衛隊は県の緊急派遣要請を受け、南阿蘇村や西原村などで仮設の風呂を提供。益城町では4月15日から、避難者が特に多かった町総合体育館と町保健福祉センターに専用テントを設けた。一度に十数人が利用でき、総合体育館では湯船につかることもできた。

 一方、町はシャワーで代替する方針で、体育館にある既存の7人分と、福祉センターの既存2人分と仮設9人分で対応。「上水道や簡易水道が99・9%復旧」「町民憩の家でも入浴サービスを実施中」といった状況を踏まえ、自衛隊の支援に区切りを付けた。

 ただ体育館には約1200人、福祉センターには約200人が避難中で、シャワーは不足。体育館に20人分、福祉センターに4人分を増設中で、完成は6月上旬を見込む。

 町は「自衛隊には十分支援していただいた。シャワー室は不便な面はあるが、理解いただきたい」としている。(後藤幸樹)