中学3年生進路希望調査 栃木県立高校全日制1.13倍に

 来年(2024年)3月に卒業を迎える中学3年生を対象にした、今年度(2023年度)1回目の進路希望調査の結果が7日に発表され、栃木県立高校全日制の倍率は1.13倍になりました。

 栃木県教育委員会によりますと、来年3月に中学校を卒業する生徒は私立などを含めて179校1万7243人で、今年3月の卒業者と比べて360人減っています。このうち、県外なども含め高校への進学を希望している生徒は97.7%に当たる1万6845人でした。

 県立高校全日制は募集定員1万1075人に対し、進学を希望する生徒は1万2546人で、倍率は去年の同じ時期と同率の1.13倍になっています。

 倍率が2倍を超えたのは3校で、宇都宮白楊・食品科学科の3.03倍、宇都宮中央・普通科の2.68倍、佐野松桜・商業科の2.38倍でした。定員に満たないのは38校56科にのぼっています。また、県外の高校に進学を希望している生徒は649人でした。

 栃木県教育委員会では、2回目の調査を来月(12月)1日に行い、その結果を来年1月に発表する予定です。

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