千葉県12月補正予算案 大雨被災のインフラ・被災地復旧費盛り込む

千葉県12月補正予算案 大雨被災のインフラ・被災地復旧費盛り込む

 千葉県は11月8日、2023年9月の台風13号接近に伴う、大雨による被災地の復旧、復興にかかる事業費を盛り込んだ12月補正予算案を発表しました。

 県が8日に発表した12月補正予算案は、9月の大雨による被害を受けての事業費を中心に計上されていて、補正予算案の規模は148億600万円に上っています。

 具体的な事業としては、大雨の影響で法面が崩落した道路や、護岸が崩れたり流木が堆積したりしている河川や海岸などの復旧事業費として、42億8900万円を計上しています。

 このほか、インフラ関係では、今回の大雨で越水した河川の護岸などの整備工事を前倒して実施する事業費や、土砂の崩落などで、いまなお一部区間で運転を見合わせている、いすみ鉄道と小湊鉄道への復旧支援事業費なども盛り込まれています。

 一方、今回の補正予算案では、10月の人事委員会勧告に基づく給与改定のための人件費、75億7400万円余りも計上されています。

 なお、県は、この12月補正予算案を、11月22日に開会される予定の12月定例県議会に提出します。

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