秋の全国火災予防運動 “文化財を守る” 成田山新勝寺で消防訓練

秋の全国火災予防運動 “文化財を守る” 成田山新勝寺で消防訓練

 秋の全国火災予防運動が11月9日から始まりました。
 千葉県成田市にある成田山新勝寺では、重要文化財を守るための消防訓練が行われました。

 消防訓練には、成田山新勝寺の職員や成田消防署の署員ら約90人が参加しました。

 訓練は、木造の重要文化財 光明堂で、ろうそくが倒れて出火したとの想定で行われました。

 職員らは、成田山新勝寺の警備室に通報し、参拝客らを避難させる一連の流れを実際に行い、成田山新勝寺自衛消防隊らが高さ約15メートルの光明堂にホースで勢いよく水を噴射しました。

成田山新勝寺 長谷川雅昭 さん
「常に緊張してしっかりとできていた。いままで通り火の管理、ろうそくの状態の確認をして対応をお願いしたいと思う。」

成田消防署 笠松勇志 さん
「最近火災が全国各地で増えているので、より一層火の取り扱いだったりとか、火災には気を付けていただいて日頃から過ごしていただければ」

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