全国納豆鑑評会が20年ぶり信州で開催 「納豆まぜまぜ選手権」に記者が挑戦!その結果は…【長野市】

納豆の日本一を決める審査会が20年ぶりに信州で開かれました。納豆を混ぜるスピードを競う世界大会も同時に開催され、記者が挑戦しました。その結果は…?

白衣姿の審査員がぞろぞろと入場。

【かぐ・伸ばす・食べる】

机いっぱいに並んだ納豆を前に、匂いをかぎ…糸をのばして…食べる。真剣な表情です。
年に一度開かれる全国納豆鑑評会。信州では20年ぶり2回目の開催です。全国から集まった市販の納豆180点の中から、日本一を決めます。
これまで県内の納豆が優勝したのは4回。北海道と並び、全国トップです。
納豆のご当地キャラクター「ねば~る君」も会場に現れました。

■ねば~る君
「だしも入って無くてからしも入って無くて、納豆自体を食べて評価しますからね」

審査員は15人。信州大学の教授や、納豆に関する栄養素の研究者など、〝納豆好き〟の精鋭です。

■納豆連顧問・長谷川裕正 審査員長
「全体的にレベルが上がっていて、これはひどいというものが無かったです」
■納豆真打検定で全国トップ 鈴木桃子さん
「全部E(最高評価)にしたいんですけど、豆の甘さとかうまみが出ているものと、大豆の香りがいいものともちもち感のある硬さのものを選びました」

結果を集計している間…。

「そうそうそう!」

納豆をとにかくまぜる!その名も「世界納豆まぜまぜ選手権」が開かれました。

■記者
「二人一組なら誰でも参加できるということで、局の垣根を越えてNBSの大日方記者と挑戦します!」

制限時間は1分。納豆3パックを開けて、器に入れ、何回かき混ぜられるかを競います。

「用意スタート!」

「もうかき混ぜないとまずいかもしれないですよ」
「速い!これはすごい!」

「ピー!」「終了でーす」

「何回でしょうか」
「80回です!」

エントリーした10組の中で優勝!納豆まぜまぜ選手権で世界チャンピオンになりました。

■納豆お兄さん
「この度はあなたの納豆への愛をすごく感じましたので、納豆お兄さん自ら賞をあげることにしました」
「おめでなっとうございます」

本題の審査会。最優秀賞は新潟県の「大粒白糸(しらいと)納豆」。県内からは中野市の阿部納豆店の「まつもとの大豆で作った納豆小粒」が県知事賞を受賞しました。

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