火の用心よびかけ 園児のパレード 真岡市

 秋の全国火災予防運動が11月9日から始まるのに合わせて、真岡市では、園児たちが「火の用心」を呼び掛けるパレードを行いました。

 パレードを行ったのは西真岡保育園と西真岡第2保育園の園児55人です。このパレードは、30年ほど前から、春と秋の全国火災予防運動の時期に合わせて行われています。

 園児たちは、保育園から真岡消防署までのおよそ2キロの道のりを歩きながら「火の用心」を呼びかけたり、半年間練習してきたマーチングバンドの演奏を響かせていました。

 芳賀地区の消防を担う広域行政事務組合によりますと今年に入ってから10月末までで管内では73件の火災が発生していて3人が亡くなっています。ことしの8月には放火とみられる火災が立て続けに発生したこともあり、消防は注意を呼びかけています。

 パレードを終えた園児たちは消防署ではしご車に乗ったり防火服を着るなどの体験を通して消防への関心を深めていました。

 秋の全国火災予防運動は11月15日まで行われます。

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