創立30周年の河村財団が記念講演会 11月26日に防長青年館で

 創立30周年を迎えた河村芳邦記念青少年育成財団(河村財団)が、「記念講演・助成事業活動団体発表会」を、11月26日(日)午後1時半から4時15分まで、防長青年館(パルトピア山口)で開催する。

 同財団は「ひとのくに山口で次代を担う青少年の健全な育成を応援します」をキャッチフレーズに、県内で青少年の健全育成に取り組む"小さな団体"への資金援助を続けている。元県知事で衆院議員だった田中龍夫氏(1910~1998年)の秘書、自民党旧福田派の事務局長や福田赳夫元首相の党総裁秘書役、山口県参与、日本青年館中央理事、山口ペルー共和国名誉理事などを歴任した河村芳邦氏(1921~2003年)が、1994年に私財を投じて設立した。これまでの30年間で総額約2150万円の助成金を交付しており、本年度は32団体に総額150万円を助成する。

 当日はまず、県内各地で教育や青少年活動に多角的に関わっている宇部フロンティア大学短期大学部保育学科の伊藤一統教授が「今、求められる青少年健全活動」と題して講演。続いて、同財団の助成金を活用している「おごおりウィークエンドアドベンチャー実行委員会」(山口市)の西村剛委員長、「楢原ゆうあい会」(下関市)の柴田俊彦事務局長、「Happy Education」(山口市)の村上忍代表理事が、それぞれ活動報告をする。

▲伊藤一統さん

 参加希望者は、はがき・ファクス・電話・メール・応募フォームのいずれかで、同財団(〒753-0064 山口市神田町1-80、TEL090-4802-1936、FAX083-923-0992、kiraoka.oka@gmail.com)に氏名・ふりがな・住所・電話番号・年齢を伝える。締め切りは11月22日(水)。

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