現地時間11月9日に行われたUEFAヨーロッパリーグ（EL）・グループステージ第4節で、トゥールーズとリヴァプールが対戦した。
リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航は、中盤のアンカーポジションで先発出場した。だが、前半34分にイエローカードを受けると、ハーフタイムで途中交代。チームは打ち合いとなった試合を2－3で落とし、EL初黒星を喫した。
ブンデスリーガで2年連続デュエル王に輝いた遠藤だが、トゥールーズ戦では勝利数が『0』に。試合後には、各メディアで遠藤に対する厳しい評価が並んだ。リヴァプールの地元紙『リヴァプール・エコー』は「5点」と低い点数を付け、「臆することなくチャレンジしたが、ハーフタイム前に警告を受けるなど、軽率な部分があった」と指摘している。
実際に、遠藤はイエローカードを1枚受けていた前半終了間際にタックルを仕掛け、2回目の警告で退場処分になる可能性もあった。イギリス紙『デイリー・メール』は「ボールにまったく触れず、無謀なタックルだった」と断罪。イギリスメディア『TNT Sports』で同試合の解説を務めていた元イングランド代表MFジョー・コール氏も「エンドウはあの時点で退場となるべきだった」と言及している。
チーム自体がドタバタし、遠藤も悪い流れに飲み込まれてしまったトゥールーズ戦。ユルゲン・クロップ監督は、今回の遠藤の出来をどう評価するのだろうか。
