町長のリコール(解職請求)成立に伴う真鶴町長選で、10日現在の期日前投票数が前回(2021年12月)より微減となっている。3年間で3度目となる町長選。町選挙管理委員会などは「みなさんの1票で町の方向性が決まる。ぜひ投票に行ってほしい」と呼びかけている。
町選管によると、期日前投票は8日から町民センター(真鶴町岩)で始まり、2日間で377人が1票を投じた。前回は最初の2日間で393人、最終的には1083人に上った。担当者は「短期間で選挙が続いているので『また選挙か』という思いもあるのでは」と分析する。
期日前投票所を訪れた60代女性は「町の人口は減り続けている。新しいことに挑戦して移住者をもっと増やしてほしい」、60代男性は「空き家対策や漁業に力を入れて、観光を盛り上げてほしい」との思いを1票に託した。