足利銀行 中間決算 中間純利益は82億円

足利銀行と茨城県の常陽銀行を傘下に置く「めぶきフィナンシャルグループ」の9月の中間期決算が発表されました。
足利銀行単体の中間純利益は82億円で、前の年の同じ時期と比べ18億円の減益となりました。

足利銀行単体で見ると、中間決算は業務粗利益が354億円になり、前の年の同じ時期と比べて33億円減少しました。また、最終的な利益にあたる「中間純利益」は82億円で、前の年の同じ時期と比べて18億円の減益となりました。

一方、2023年度の当期純利益の通期予想は、進捗率が6割を超えていることから予想を据え置き、135億円としています。

また、めぶきフィナンシャルグループの「連結粗利益」は784億円で最終的な利益にあたる「中間純利益」は235億円で前の年の同じ時期と比べ34億円の減益となりました。純利益が前年と同じ時期を下回ったのは外貨調達コストの増加に伴い有価証券の利ざやが減少したことなどによるものです。

当期純利益の通期予想は進捗率58%と順調に推移しており、予想を据え置き400億円としています。

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