横浜DeNA・今永昇太のポスティング移籍をMLB公式サイトも伝える

日本時間11月12日、MLB公式サイトでは今永昇太(横浜DeNA)がポスティング制度を利用してMLB移籍を目指すことを伝えた。同サイトは「今オフ、ポスティング制度を介してMLBの各チームが獲得可能になる日本のエースは山本由伸だけではない」と紹介。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は、今永がまもなくポスティング公示される見込みであることを伝えている。正式にポスティング公示されたあと、45日間の交渉期間がスタートする。

現在30歳の今永について、MLB公式サイトは「横浜DeNAベイスターズで148イニングを投げ、防御率2.80を記録。奪三振と与四球の比率は7.25だった(174奪三振/24与四球)」という今季の成績を紹介。また、「2023年のワールド・ベースボール・クラシックで優勝した日本代表の一員であり、アメリカ代表との決勝戦に先発した」と侍ジャパンの一員としての活躍にも言及した。

移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、先日公開したFA選手ランキングトップ50において、今永に10位という高評価を与えている。今季の174奪三振は「山本の169奪三振を上回り、NPB全体でトップだった」と紹介。予想契約規模は5年8500万ドルとなっており、これは昨オフに千賀滉大がメッツと結んだ5年7500万ドルを上回っているが、「千賀の契約は現在ではバーゲンと考えられている」と今季の千賀の活躍が今永の契約にも好影響を与えると予想した。

一方、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、先日公開したFA選手ランキングトップ25において、今永を15位に置いている。「2016年にデビューしたあと、セ・リーグで最も優れた投手の1人だった。キャリア通算では投球イニング(1002回2/3)を上回る奪三振(1021)を記録している」と今永の実績を紹介。「複数のチームが獲得に乗り出すだろう」と予想し、移籍先の候補にはドジャース、ジャイアンツ、マリナーズの3チームを挙げた。

The post 横浜DeNA・今永昇太のポスティング移籍をMLB公式サイトも伝える first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.