【東日本女子駅伝】神奈川は7位入賞、主将欠くも高校生躍動 「2カ月後の都道府県駅伝が楽しみ」

7位に入賞した神奈川チーム(県選手団提供)

 第38回東日本女子駅伝は12日、福島市の誠電社WINDYスタジアム発着コース(9区間=42.195キロ)で行われ、神奈川は2時間21分11秒で7位に入賞した。東京が2年連続11度目の優勝、宮城が2位、福島が3位だった。

 神奈川は主将の出水田真紀(第一生命グループ)をコンディション不良で欠くも、エース区間の1区(6キロ)を勝呂遥香(白鵬女子高)が力走して9位でスタートした。

 2区古田島彩(同)と3区近藤希美(東海大相模高)も区間1桁で走るなど順位を四つ上げて5区まで5位をキープ。さらに6区岡崎萌々(中大付横浜高)が区間2位の快走で4位に浮上し、3位まで9秒差と迫った。だが、その後は少しずつ順位を落とした。

 前回4位から三つ順位は後退したが、若手選手の台頭に、小野大輔総監督(東海大相模高教)は「厳しい戦いは予想していたが、高校生が十分に力を発揮してくれた。2カ月後の都道府県駅伝が楽しみ」と来年への収穫を口にした。

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