「キラリと光る町・野木町」 野木町制60周年祝う

 ひまわりフェスティバルやレンガ窯で知られる栃木県の南の玄関口・野木町が、今年(2023年)で誕生から60周年となったのを記念した式典が12日に開かれました

 東京まで約60キロ、宇都宮市に約40キロの距離で結ばれた野木町は、1963年(昭和38年)野木村から野木町になりました。町は1889年(明治22年)に町村制が施行されて以来、一度も合併を経験していません。

 記念式典には町の関係者などが出席し、真瀬宏子町長は「安全安心のまちづくりなどに取り組み、小さくてもキラリと光る野木町を目指していく」と述べました。また、福田富一知事や佐藤勉衆議院議員などが挨拶し、東京のベッドタウンとして発展し3つの工業団地を抱える野木町の誕生60周年を祝いました。

 この日は、野木中学校の吹奏楽部の演奏や町の無形文化財になっている野木神社の太々神楽「五行の舞」が披露されました。また、会場の外では産業祭も開かれ、町に立地している企業や商工団体のブースが多くの人で賑わっていました。

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