台湾出張初日 千葉県の熊谷知事 桃園市を訪問   

台湾出張初日 千葉県の熊谷知事 桃園市を訪問   

 就任後初の海外出張で台湾を訪れている千葉県の熊谷知事は、初日の11月13日、県と友好交流協定を締結している桃園市を訪れ、桃園市長と意見を交わしました。

 熊谷知事は、日本時間の午後4時ごろ、台湾の桃園国際空港に到着したのち、日本の市役所にあたる桃園市政府を訪れ、張善政市長との会談に臨みました。

 会談冒頭、張市長は「今回の知事の訪問で、交流は更に深まるだろう」と述べ、一方、熊谷知事も「互いに国際空港をもつ自治体として、関係性を深める、架け橋になれたら」と述べました。

 会談では、記念品の交換も行われ、桃園市から「桃園」と「千葉」の漢字が刻まれた歴史ある木の工芸品が県に、そして県からは、伝統的工芸品の萬祝染の額が桃園市に贈られ、それぞれの文化を通じて交流が深められました。

 会談後、熊谷知事は、今後の日程に向け、次のように意気込みを語りました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「これまで多くの人達が積み重ねてきたものがあるので、その積み重ねの上で次のステージに進めると思う。価値観という意味で1番日本と台湾は互いを理解できる、また信頼できる間柄だと思うので、千葉県と桃園市をはじめとする台湾の関係者としっかりとした信頼関係を築いていきたい」

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