上位勢との好ゲームで復調アピールのチェルシー、カイセドもチーム力向上に自信「良い1週間だった」

チームの復調に自信を示したMFモイセス・カイセド[写真:Getty Images]

チェルシーのエクアドル代表MFモイセス・カイセドが、チームへの手応えを口にした。クラブ公式サイトが伝えている。

マウリシオ・ポチェッティーノ監督を迎えて臨んだ今シーズン、多くの負傷者を抱えていたこともあり、序盤は思うような成績を残せず黒星を重ねていたチェルシー。それでも、ケガ人の復帰もあり徐々に復調するとプレミアリーグ第11節では無敗トッテナム相手に4-1の勝利を飾り、続く第12節は王者マンチェスター・シティと白熱の試合を繰り広げて4-4のドローに終わった。

順位こそ10位に沈むもののようやくチェルシーらしいパフォーマンスを取り戻しつつある現状に、カイセドも満足感を示しているようだ。今夏に1億1500万ポンド(約212億円)の移籍金で加わったエクアドル代表MFはここからチームとして向上できると自信を示しつつ、同じく新加入で傑出した働きを見せるMFコール・パーマーについても称えている。

「シティは素晴らしいチームだからこそ、僕たちのパフォーマンスにはとても満足している。ベストを尽くし、チームとして良いパフォーマンスを見せられた。もちろん、試合には勝ちたかったけどね。最後にPKを決めて、ドローに持ち込めたのは良いキャラクターを示せたと思う。だから、良い結果だと考えるべきだ」

「僕たちはチームとして成長している最中だ。チームは共にハードワークしており、コーチングスタッフの意見に耳を傾け、毎日一歩ずつ成長している。僕たちにとって良い1週間だった。トッテナム戦で素晴らしい勝利を収め、シティには勝てずとも非常に良いパフォーマンスを見せた。このチームで挑戦できると示せたんだ」

「今はインターナショナルマッチウィークを迎えているけど、これが終わっても今のようなレベルのパフォーマンスを積み上げていきたい。僕たちはここから前進していく必要があるんだ」

「チームはコールをとても信頼しているよ。彼は非常に才能のある選手であり、PKキッカーとしても非常に優れている。現時点で調子は最高だし、自分がいかに優れた選手かを証明しているね。 僕たちはコールの活躍をとても嬉しく思っているし、彼がチェルシーで素晴らしいプレーをしているのは喜びだ」

© 株式会社シーソーゲーム