【MLB】レイズがマーゴのトレードを検討 ルール5ドラフトへ各球団の動きが活発化か

写真:トレード候補となっているレイズのマニュエル・マーゴ

日本時間の11月4日、レイズがマニュエル・マーゴのトレードを検討していることが報じられた。MLBネットワークのジョン・モロシが自身のX(Twitter)で投稿した。

マーゴはドミニカ出身、現在29歳の外野手。2012年にレッドソックスと契約してプロ入り後、2015年にクレイグ・キンブレル(現フィリーズ)とのトレードでパドレスへ移籍し翌年メジャーデビューを果たした。その後2020年にレイズへ移籍し現在に至っている。打力はそれほど高くないが、中堅を平均以上に守れる高い外野守備力が持ち味だ。

今季のマーゴは故障もあり99試合の出場でOPS.686、WAR(Fangraphs版)は0.4。守備面でも絶頂期ほどの能力は発揮できておらず、今季からの2年1900万ドルの契約に見合うほどの活躍を見せられているとは言い難い。ルール5ドラフトに備え40人枠を空ける必要がある中でトレード候補となるのはいたしかたないところだ。

前述のモロシによれば、レイズはマーゴのトレードについて複数の球団と交渉を行っているという。ルール5ドラフト前の40人枠確定は日本時間15日の午前8時頃。それまでにマーゴを含め、各球団で動きがありそうだ。

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