川崎市認可の4保育所で5400万円不正受給 運営委託費など過大請求

川崎市役所(資料写真)

 川崎市は14日、市内4カ所の認可保育所などで、運営委託費など計約5400万円が不正に受給されていたことが分かったと発表した。市は返還請求する。

 市によると、不正受給していたのは、市内で4施設を運営する「フェイスフルラバーズ」(同市宮前区馬絹)。ことし8月、同社が東京都目黒区で運営する保育所で、運営委託費などを不正受給していたと、同区が発表していた。これを受け、市は8月23~25日に同社が運営する市内4カ所の保育所で職員の配置状況などを監査したところ、不正が明らかになった。

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