昨シーズン冬の移籍市場でチェルシーからアーセナルに加入したMFジョルジーニョは、アーセナルとの現行の契約が2024年6月までと1年を切っている。今後、クラブとの契約延長を行わなかった場合、1月から他クラブとの交渉が可能となる。ジョルジーニョはアーセナルで満足していると語りつつも、将来的にはかつてプレーしたセリエAへの復帰を考えているという。イギリス『Mirror』電子版が伝えている。
シーズン序盤こそベンチからのスタートが目立ち出場機会が限られていたジョルジーニョは、今シーズンからキャプテンを務めるマルティン・ウーデゴール、そしてトーマス・パーティが負傷離脱中であることもあり直近の公式戦4試合でキャプテンとして先発出場を果たしている。
イタリア代表に招集されているジョルジーニョはEURO2024予選の北マケドニア戦の前日記者会見に出席すると、自身の将来について以下のようにコメントした。
「いつかはセリエAへ復帰したいと思っているが、いつがその時なのかは分からない。まだアーセナルでやるべきことがあると感じているし、僕はここでとても満足している」
契約が1年を切ったこの時期に契約延長が発表されていないことを考えれば、契約満了に伴いクラブからの退団が既定路線と思われる。しかし、チームキャプテンが怪我で不在であるとはいえ、直近の公式戦4試合でゲームキャプテンを務めている事を考えれば、ミケル・アルテタ監督からの信頼を得ていることは間違い無いだろう。今後のクラブへの貢献次第では契約延長を勝ち取る可能性も十分にありそうだ。