天才をつくる積み木!? 国産木材利用の知育玩具 19日、ラゾーナ川崎にお目見え「親子で体験を」

川崎と宮崎の交流促進に向けて990個を持ち込む「てんつみ」を手にする海野洋光さん(右)と浩代さん=海野さん夫妻提供

 19日にJR川崎駅前の「ラゾーナ川崎プラザ」で開かれる川崎市制100周年のプレ事業「優しい木のひろば」に、国産スギ材の知育積み木「てんつみ」で遊べる広場がお目見えする。木材製品の開発を手掛ける宮崎県日向市在住の海野洋光さん(60)、浩代さん(59)夫妻が積み木の“生みの親”。積み木体験を通じた同県と川崎市の交流促進に思いを重ねている。

 「てんつみ」は「天才をつくる積み木」の略称で、国産木材を利用した大人の手のひらほどの大きさ。組み合わせれば正三角形や正六角形、幾何学模様のほか、カタカナなども作れる。日向市がふるさと納税返礼品に採用するなど知育玩具やインテリアとして注目を集めている。

 当日は川崎市制が今年99周年であることにちなみ990個を持ち込む予定で、浩代さんは「親子で遊びながら木材の優しさを体験してほしい」と期待する。

© 株式会社神奈川新聞社